お世話になっております。
Yahoo!ショッピングでレディースファッション商材を販売しておりますが、ZOZO商品に対する贔屓が目に余る状態で、2月に入ってからと言うもの売上がまともに立たない状況です。
例えば当方では現状、「ノーカラージャケット レディース」のキーワードによる自然検索で、5〜7位を先頭に300位商品までに7商品ほどリスティングされており、同カテゴリーのランキングにも常にランクインしております。
それは、ECマスターズさんにご提供いただいている検索順位くんやらくらくフォローなどのツールも活用しつつ、また、優良配送などのモールの特性も踏まえながら、毎日少しづつ改善を積み重ねてきたからと考えています。
コロナ明け以降はずっと前年割れの低迷基調の状態が続いてきましたが、おかげさまで、今年の1月は久々に前年対比増を達成することができました。
しかしながら2月に入って、2日の日曜日はLYPプレミアム会員向けポイントの付与率が最大19.5%と過去一番に迫るほどの有利な状況下で、驚くほど低調な結果に終わってしまいました。
非常に不思議に思い、検索順位くんで調べてみますと、先ほど述べた「ノーカラージャケット レディース」のキーワードでリスティングされる300商品のうち、上位285商品がZOZOTOWNの商品で占められていました。
ZOZOTOWN以外の商品は、と言えば、申し訳程度に50位以降に某有名ストアの商品が数点掲載されている程度。
しかも、PRオプションにも「×」マークがついており、レビューもろくに入っていない商品が大半を占めていて、とても過去の販売実績やレビュー、キーワード対策、PRオプションなどの効果が公正に反映されたものとは思えず、それらとは無関係にZOZOだけが、一定のタイミングで恣意的、かつ人為的にブーストされた、としか思えない状態なのです。
最も売上の立つゴールデンタイムに「あれ?おかしいな?全然注文が入らない!」と思ったら上記のような状態になっており、そろそろ大詰め時間の夜12時に迫るころ、検索結果からはZOZOが消えてゆき、平時の検索順位にもどる、といったあり様です。
当方では、土日休みの物流会社に発送を委託しておりますので、確かに金曜日の午後から日曜日の午後までは「優良配送」のバッジが外れます。
ですが、今までは優良配送のバッジが無くても、先述の状態ほど露骨に掲載順位や売上が落ちたことはありませんし、さらには週明けの2/4月曜日の夕〜夜にも同じような状態が続いていました。
Yahoo!ショッピングさんも自社の営業戦略に沿った施策を取るのはある程度理解できますが、片方で日本を代表するECモールプラットフォームの一角をなす企業でもありますので、「一般消費者」に対してですとか、出店企業に対し、それ相応の社会的、道義義務を負うのは当然のことではないかと考えています。
国内3大ECモールの一翼をなす(一定の信用のある)ECモールなのですから、一般消費者のみなさんは、ランキングは事実(販売実績)に基づくものとして疑いませんし、特定の企業やその商品を恣意的に表示する「ステマ」のような、信義にもとる(フェイクの)表示順位がなされているとは夢にも思わないと思います。
しかしながら、今月に入ってからと言うもの、実際の販売動向に反し、明らかに、ZOZOを圧倒的に優遇する掲載が露骨に実施され、今までコツコツ検索対策、レビュー対策、コンテンツ対策を行い、地道にページランク(なんて本当にあるのだろうか?)の施策を積み上げてきた出店者にとって、がっかりするような施策をYahoo!ショッピングさんは実施しています。
多分、上位掲載300のZOZOの商品が、最高率のPRオプションをかけても、本来はこのような結果にはならないと思います。
(ファッションジャンルにおいては)これほど、一般消費者にとっても出店者にとっても「不公正」な施策(操作)は、楽天さんでもAmazonさんでも例がないのではないのでしょうか。
そもそも、楽天はファッション専門のページを「楽天ファッション」として設置しており、それなりの棲み分けができる仕組みになっています。
Amazonさんなら、最初は小さなブランドでも強力にブランディングを後押ししてくれるストアなど数々の仕組みがあります。
ですが、Yahoo!ショッピングの場合はZOZOTOWNを丸ごとYahoo!ショッピングに乗り入れてしまい、まぜこぜにしてしまいました。
結局、同じパイの中で売上を奪いあう事になり、当方のような零細事業者の撤退を迫るような事態に陥っています。
「売り場を変えなさい」「売りものを変えなさい」と言われればそれまでですが、こんなYahoo!ショッピングのファッション販売に、今後勝ち目はあるでしょうか?
どんな視点からのアドバイスでもけっこうですので、お聞かせいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。