似たような出品が検索にヒットしないケースについて質問します

Question

お世話になっています。以前楽天で似たようなタイトルの商品を複数出品したところスパムと認識され検索にヒットしないという現象が起きました。そこで商品名の前部に商品コードを表示することでスパム解除されました。タイトルが商品コードで区別されていても商品画像が同じ１０商品などの場合スパムと認識され検索にヒットしないという現象が起こりますか。ご回答ください。

Answer

ECマスターズの橋本です。＞商品画像が同じ１０商品などの場合スパムと認識され検索にヒットしないという現象が起こりますか。そのようなガイドラインは無く、過去そのような事は発生しておりませんので問題はございません。ただ、10商品が同じ商品画像である事について、お客さんの視点で見た場合、それが果たして良いのかは要検討だと思います。例えば検索対策は、キーワード、ディレクトリ、タグIDなどに加え、商品画像１枚目の対策も非常に重要です。商品画像１枚目は、サーチ結果に表示される画像になり、お客さんはライバル商品と比較して、クリックするかしないかを決定します。スマホでは顕著で、文字を読むより、画像を見て感覚的にクリック（タップ）する方もいますよね。サーチ結果に表示される商品名の文字数も、スマホになると一気に減少します。商品によっては、画像が同じだと何の商品だか判別できない場合もあり、かつ、同じ商品画像を複数の商品で使ってた場合、サーチ結果上で、商品名が途中で切れてしまった場合、一度スルーした商品画像は、2回目、3回目と現れても、全て同じ商品にしか見えず、一度スルーしたものはクリックしないのではないでしょうか。いくら検索上位に表示されたとしても、商品ページに誘導できなければ意味ありませんので、ライバル商品よりも、クリック（タップ）したくなるような魅力的な画像や、価格戦略、商品企画であることも、検索対策の一つです。例えばMAXさんのお取り扱いの商品の型番で、楽天市場の検索窓にて検索すると、他社の商品が検索にヒットしますが、商品画像が非常に工夫されていますよね。思わずクリックしてしまうようなキャッチコピー入りの画像にしていたりしていますが、MAXさんの商品画像は背景が白でシンプルに商品が写っているだけです。お客さんは商品が欲しくて商品を探している訳ではなく、その商品を購入する事で得られる結果が欲しくて商品を探しています。ライバル商品は、お客さんが得たい結果についてしっかりと商品画像にキャッチコピー入りで表現していたりと、クリックしてもらう工夫がしっかりされています。商品画像が全て同じでも、ペナルティにならないからいいというのではなく、お客さんの視点で考えた場合には、全ての商品画像を工夫し、クリックしてもらう為の施策が必要になります。ECマスターズクラブの会員さんの中には、順位にこだわる方が非常に多いのですが、もちろん上位にヒットする事で、数ページ目よりはアクセスは各段に異なるのも事実ですが、お客さんは1ページ目以内で購入するとも限りません。欲しい商品を探す為に、何ページも見てチェックします。私も私のまわりの人にも聞いても、本気で買い物する時は、10ページなど平気でチェックします。文字よりも商品画像をさーっと見て、クリックする商品を吟味します。いつのまにか検索結果のページが10ページになっている事も多いです。順位が低いからアクセスが伸びないというのではなく、何も対策をしていない商品画像が1ページ目に入っていたとしても、その商品はスルーされます。お客さんの視点になった商品画像にすれば、2ページ目でも3ページ目でも十分にクリックされる可能性はあるという事が重要です。中でも、PCにおいては、1ページ目の最上位1位、2ページ目の最上位46位、3ページ目の最上位91位、いずれも視認性は同じですよね。もちろんページが下ればクリックの母数は下がると思いますが。商品画像1枚目が全て同じというのではなく、工夫されると、よりアクセスの改善につながると思いますので、是非お試しいただければと思います。

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